バカバッドギター最終公演

【人本のデストピア】

2017年7月15日〜17日
上野ストアハウスにて



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「シデムシ」
さっきみた夢。
会議室みたいな所にいる。ホワイトボードが一枚置いてあり、木製の机と椅子が並んでいる。
会社って設定なんだが、もちろん今の職場はそんな感じではない。みんなはスポーツ大会の練習をしている、という設定で外から楽しそうな声が聞こえる。俺は一人で部屋にいて、帰ってもいいんだが、みんな帰ってくるまでいるか、と時間を潰している。

時間潰しのためホワイトボードの文字を消していると(文字は全然消えない)社長がハアハア言いながら帰ってくる。
「まだおったの?じゃ飯付き合ってくれへん?」と大阪弁で言われる。「いいすよ」と言ったら「じゃ溜池山王の駅で待ち合わせな」と言われる。
溜池山王に行くとバスターミナルが2つあり、待ち合わせの時間が迫ってきているのでとりあえず俺は来たバスに乗る。
外は夕方になっており、工事中の大型の建物や潰れかけのゲームセンターがオレンジに染まっていて美しい。
社長に電話すると大笑いされて「ごめんごめん。そらわからんわな。一人で来てもうた。」と言われる。社長はお笑いが好きなので罰ゲーム感覚で俺をからかって楽しんでいるんだろうな、と感じる。後ろで社長のお父さんらしい人が何か方言でしゃべっているのが聞こえる。

「そこから何が見える?迎え行くわ」と聞かれるので「ルノーが見えるので大丈夫です。ルノーついたら電話します。」と答え電話を切る。
実際はルノーなど見えておらず、俺は「せっかく大阪来たんだし観光するか」と適当な場所でバスを降りる(いつの間にか大阪に来ている事になっている)。

その古いビルは宮島さんの職場が入ってるビルによく似ており、古い鉄筋コンクリートのビルにテナントがたくさん入っている。
俺は半地下みたいな所に入ってる店に入りカツ定食を頼む。常連ばかりで成り立っている店らしく店員のおばあさんに怪訝そうな目で見られるが俺は平気。
カツがサクサクしていて美味く、大阪の飯はやっぱり美味いな、と思い店を出る。

階段を上がって行くと色々な店がある。
行列が出来ている店があり、「まだ腹に入るのでここも寄っていこう」と列に並ぶ。
店が開いたのでみんな店に入るが入り口がなく太い角材と角材の隙間が数十センチ開いているだけ。みんなその隙間から中に入っていくんだが俺は頭と腹がつかえて入れない。

「入れませんか?」と女の人に聞かれるので「つかえて入れませんねー。これ一度入ったら出れなくなりそうで」と答える。俺の後ろに並んでいる人もいるのでどうしようかな、と思って頑張っているとスルリと身体が中に滑り込み、店に入る事ができる。誰かが「SサイズにLサイズが入れました」と笑う。

中は畳敷きで壁には古い本が並んでおり、本棚の上にはウルトラマンの怪獣のぬいぐるみがぎっしりおいてある。
客は小学生くらいの子から老人まで老若男女が15人くらいいるが、見ない顔の俺をチラチラ見ている。みんな一同に格好が古い。昭和60年〜70年代の服装。
誰かが「じゃあみんな、好きな怪獣を選んで持ってきてください」と言い、みんな「始まった!」みたいな感じで棚の上のぬいぐるみをニコニコしながら取り、席に戻る。俺は寸詰まりのボディの鼻先にドリルのついた怪獣のグビラを選ぶ。
隣のギロンを持ってきた子は、初めて見る俺が気になるらしく、何度も俺を振り替えっている。

多分「なぜその怪獣を選んだんですか」と聞かれると思い、俺は第一印象が大事なので面白いことを言わなきゃ、と考えていると、それまで気づかなかったが部屋の隅で寝ていたらしい痩せた老人がモソモソ起き上がってくるのが見える。
そこの所だけ畳が斑に黒っぽく変色していて、フランクフルトくらいある芋虫が無数にうごめいているのが見える。おじいさんは俺に「シデムシだよ」と言うのだが俺はシデムシが実際どういう虫か知っていて、「これはシデムシではない」と言うことはわかっていて、「ここのコミュニティではこの気持ち悪い虫をシデムシと呼ぶんだろうな」と思っている。

フランクフルトの前方に長い脚が生えた形の「シデムシ」はかなり早い動きで何かを部屋の隅に開いた穴に押し込んでいる様子。見ると他の虫が入って来ようとするのを押し返しているようだ。
おじいさんはたまに痒そうに身体を掻き、俺は「シデムシはおじいさんの身体からわいている」と確信している。

俺の番が回ってきたので「この店を前に何かの記事で読んで、一度来たいと思っていたんです。」と言う。
ウルトラセブンにアンヌ隊員役で出ていたひし美ゆり子さんにちょっと似た女の人が笑顔でこっちを見る。俺は「きれいだな。来て良かった」と思っている。
| 座長の国から18 | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) |









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