バカバッドギター最終公演

【人本のデストピア】

2017年7月15日〜17日
上野ストアハウスにて



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「別のババアの話」
では別のババアの話。
インドカレー屋に行ってて、ここのカレー屋は繁盛したので隣のなんかつぶれた店舗も借りて
「カレー屋!1拍おいてまたカレー屋!メニューは共通! 」
みたいな変な営業形態を取っている。

こないだそこに行ってメニュー選んでる時に、四人組のババアが店に入ってきた(足立区のババアは基本四人一組で行動します)。
俺が注文して待ってる間、ババアは「なんとかさんは辛いのが苦手だ」みたいな、どうでもいい話を始めた。
そのうちババアは「私は辛いのは平気だが次の日お尻が痛いのが嫌だ」みたいな話を始め

「肛門は粘膜だから辛いものを食べると翌日はねー」「痛いわよねー」

みたいな話で盛り上がり、俺は「カレー屋で肛門の話すんなよな」とか思いつつ、若干嫌な気分でカレーを食べてた。
カレーにはでっかいナンがついてて、完食まで多分15分くらいかかっただろう。「ごちそうさまでした。会計お願いします。」って席を立とうとした時

「ウフフフフ。ふう。じゃあそろそろ注文しましょうか」

って。「えええええ?まだ注文してなかったんかーい!」って、「カレー屋入って注文もせず15分肛門の話するのはテロだろー!」と思った。
店員インド人だからババアが何話てんのかわかんない可能性もあるが、叱っていいと思う。
ちなみに俺は、前にインドカレー屋でカレーバイキング頼んでおかわり行ってる途中、ホール係の女の子に呼び止められ

「食べ物を口に入れてモグモグしたまま、料理を取りに行ってはダメ!コック怒ってる!!」

と叱られた事がある。奥見たらインド人らしきコックがめっちゃ睨んでた。
「肛門の話はOK。モグモグしながらおかわり取りに行くのはダメ!」というお国柄なのかもしらんが(そもそも別の店)。
| 座長の国から19 | 00:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ビッグウェーブに乗りきれない」
回転寿司に行ってて、ババアが四人ボックス席に座って寿司食ってた。
そのうちの一人のババアが何か言って、「もうなんとかさんたら」「アッハッハ」みたいな感じになり、板さんもつられて微笑してた。
ババアが「笑いすぎ!」って言って、板さんも「いや、これでも我慢してるんですよ!アッハッハ」って言って、みんなで「アッハッハ」「アッハッハ」てなってるところに、それまで話に加わってなかった年配の板さんがぐいっと身を乗り出してきて、

「笑う角にも寿司来たる!」

って。店内がシーン…てなった。
そのあと普通に「イカとカニミソのお客さん〜」て普段の営業にみんな戻ってて、「笑う角にも寿司来たる」が、なんかなかったことにされててなんか面白かった。

あ、なんとなくジワジワ情報漏れてるので告知。
バカバッド次回公演10月にやります。
「どういう立ち位置なの?」ってよく聞かれるので一応答えると、「映画の最後に流れるスタッフロールのあとのおまけ映像」もしくはドラゴンボールの亀仙人の「あとちょっとだけ続くんじゃ」みたいなかんじです。よろしくお願いします&早めのただいま。
| 座長の国から19 | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
「エルメス」

シャア「ではララァはよくやってくれてるから専用のMAをあげよう。」

ララァ「MAってなんですの?大佐。」

シャア「モビル・アーマーの略だ。まあ簡単に言うと、"早くて強くて、ちょっと変な形のロボット"みたいな事だな」

ララァ「"モビ〜ル、モビ〜ル、ストップ!!どうだ、この辺にストレッチパワーが溜まってきただろう"の、モビールですか?」

シャア「全然違うぞ、ララァ。(デッキにツカツカツカ)ほら、これだよ。」

ララァ「ずいぶん大きいですね。でも花のツボミみたいでかわいい…このMA、なんてお名前ですの?」

シャア「エルメスというんだ。」

〜ララァの顔が曇る

シャア「ニュータイプのララァ専用に開発させたMAでね、ウリはあのけん玉みたいな形の…ビットと言うんだが、あれがララァの精神と感応して思い通りに動かせるんだ。あと、しっぽには僕のゲルググを掴まらせて飛ぶことができてね…」

ララァ「大佐」

シャア「何だね」

ララァ「大佐が名前をつけたんですね?あの、緑色に。」

シャア「ああ。僕が名付けた。高級感を感じる高貴な名前が良いと思ってね。高級感、高級感…と頭の中で考えていたら、テキーン!って閃いたんだ。エルメス!って。」

ララァ「その名前は、すでにあります。」

シャア「うそぉ?!」

ララァ「ほら見てください(カタログを見せて)。エルメスは高級バッグとか貴金属のメーカーですよ。何が"高級感、高級感"ですか。それは閃いたんだんじゃないんです。大佐が何となく頭のすみに記憶してたのを思い出しただけなんです。
想像して見てください。私が大佐専用のMSをデザインして、"なんか早そうな名前がいいな"と考えて"大佐、これが大佐専用MS、らんぼるぎーにです"って。で、機体にスプレーで"らんぼるぎーに"って。」

シャア「中学生が自分の自転車に名前をつけたりするあれと同じだな…」

ララァ「そうです。"ララァ専用MAグッチ"とか、"ララァ専用MAユニクロ"とかと同じ感じです。
例えば、大佐がお芝居をやろうと思って、まず"ハナ"という登場人物のお名前を思い付いたとしましょう。それで"もう一人の主人公はハナと対になる印象的な名前がいいな"とお考えになり、毎日"ハナと…何がいいかな、ハナと…ハナと…"って。そしてある日"ハナと小箱だ!"って。
"はなとこばこ"はもういるんです。"番頭はんと丁稚どん"とかを書いてる作家さんですよ!頭のすみに記憶してたのを思い出しただけなんです!
気づいてしまったその日から毎日、誰かにつっこまれないか、ビクビクして過ごす事になるんです。名前をつけるときにはちゃんと調べてからにしてください。閃いちゃった場合はだいたいこれですから。」

シャア「ごめん…」

ララァ「わかればいいんです。じゃあ暫定的にこれは"ララァスン専用モビルアーマー"って名前にしときますから。」

シャア「なんかカッコ悪い…」

ララァ「ちゃんと考えてくださいね。じゃないとプラモデルが出たとき、"ザク、ズゴック、ゲルググ、ララァスン専用モビルアーマー"っておもちゃ屋の棚に並ぶ事になりますからね。全くもう。」

シャア「わかった。」

◆◆◆◆
エルメスは近所の模型屋でばあちゃんに買ってもらったので、「エルメスください」って言ったんだろうな、と思う。それで「今日おばあちゃんにエルメス買ってもらった」って親に言ったんだろう。
親「はあっ?!」て思っただろうな。
| 座長の国から19 | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ランバラル」
ラル「はい注目!みんな聞いてくれ!」

戦闘の合間にバーに飲みに行ってるランバラルと兵隊達。
顔はいかついが情に厚く、兵を大事にするため周りに愛されているランバラル。バーではみんなニコニコしている。隣では内縁の妻、ハモンさんもニコニコしている。バーのマスターだけが不機嫌そう(占領下だから)。

ラル「今日は皆に知恵を貸して欲しい!」

「何すかお頭?!ハモンさんへのプロポーズの仕方ですか?」
すかさず兵隊が茶化す。真っ赤になるラル。横でハモンさんはずっとニコニコしている。

ラル「あまりひとをからかうな。そうではない。呼び名の事である。」

「呼び名?」兵は首を傾げる。

ラル「赤い彗星、黒い三連星、赤鼻…強きものは皆二つ名を持っている。」

「ひとつ変なのが混じってますぜ!」皆どっと笑う。

ラル「今日はお前らにわしの二つ名を考えてほしい。採用されたヤツは…一週間ビールはタダだ!」

「ウッヒョー!」兵から奇声が上がる。
しかし盛り上がったのは一瞬。幼い頃から勉強もせずにゴロツキ上がりで軍に入った筋金入りのならず者集団。頭を使うのには慣れていない。そのうち一人がおずおずと手を挙げる。

ラル「お、そこのお前。いいのを頼むぞ。」

兵A「えーと、赤い彗星、黒い三連星…青い…」

ラル「お、青い、青い何だ。」

兵A「青い…ひげおじさん」

ラル「赤い彗星、黒い三連星、青いひげおじさん、ってそりゃダメだ。ひげおじさんはカッコ悪いだろ。」

兵A「…すいません。」

ラル「(兵Aの肩をポンと叩いて)青い、までは良かったぞ。おいマスター。彼にビールをやってくれ。他にないか?!」

兵B「はい!青い…」

ラル「また青か。わしは他に特徴はないのか。青い、何だ」

兵B「青い、モビルスーツ、グフを巧みに使いこなす、皆に愛されおじさん!」

ラル「長い!赤い彗星、黒い三連星、どちらもシュッとしとるだろ。青いモビルスーツグフを巧みに使いこなす皆に愛されおじさん、長い!!もっと短く!短く!」

兵C「はい!」

ラル「はいお前」

兵C「青じさん!」

ラル「青い、とおじさんをまとめたのか。青じさん…短くて良いが…おじさんは禁止ワードにしようかな。」

ハモン「あなた…」

ラル「おおハモン。お前は学があるからな、期待してるぞ。」

ハモン「異世界(砂漠)に転生してみたら俺がチートで嫁に愛され青い神機で俺無双おじさん、というのはいかがかしら?」

ラル「…最近熱心に何か読んでると思ったら…」

ハモン「偶然出会った敵の天パに目をかけてやったら恩を仇で返されおじさん。」

ラル「それはまだこれから起きる事だからダメ〜!」

ハモン「天パの金玉甘にぎりおじさん」

ラル「こら〜!」

どっと笑う兵達。ランバラル隊は今日も平和です(すぐ後に天パと天パの仲間に全滅させられるけど)。
| 座長の国から19 | 01:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シャア専用ザク」
〜ムサイ艦ブリッジにて〜

通信兵「二時の方向に敵影!木馬です!」

シャア「今度こそ仕留めてやる。出るぞ。」

〜自らホワイトベースにとどめを刺そうと自らの代名詞である赤い機体に乗るべくしてデッキに降りるシャア。
そのすぐ横を真っ赤なシャア専用ザクが飛び出して行く。
デッキの拡声器からは乗組員らしき男の「あ〜あ〜あー?!」という悲鳴にも似た声が響き渡る。

シャア「…今私のザクが出ていったように見えたが…」

デッキクルー「あっ小佐!田中が乗っていきました!」

シャア「なんでだ!じゃあ私は何に乗ればいいのだ!」

デッキクルー「田中の緑色の旧ザクはありますが…」

シャア「なんで俺が田中の緑色に乗らんといかんのだ!あーもうやる気なくした!田中帰ってきたらブリッジに呼べ!"小佐が怒ってました"って言っとけよ!!」

〜一時間後、ブリッジ

シャア「聞かせてもらおうか。それで、お前は何で私のザクで出撃したんだ。」

田中「少佐のシャア専用ザクが僕の旧ザクの手前にあったんで邪魔だったんですよ。あと…」

シャア「あと、なんだ」

田中「シャア専用ザクは速いって聞いてたから、興味がありました。」

シャア「どうだった」

田中「ゲロ速かったですよ!あんまり速すぎて、ぶつけちゃったんで、ツノがちょっと曲がっちゃって!アハハハハ…あ!それで小佐は怒ってんですか。」

シャア「"専用"とはどういう意味かわかるかね。
私は今までずっと頑張ってきて、周りにも"あいつならしょうがないな、頑張ってるしな、赤いのは目立つけど大目に見るか"と、そこまでの人間関係を築く事に成功した。その結果が、あれだ。」

田中「シャア専用ザクですか。」

シャア「そうだ。あんまり頑張ってないお前は田中専用旧ザクに乗ってればいいだろう。」

田中「それが違うんですよ。専用じゃないんです。シフトの関係で落合と二人で乗ってるんです。」

シャア「じゃあその"田中落合共用旧ザク"に乗れよ!頭くんなあもう!」

田中「小佐はわかっていない!俺ら一兵卒がどれだけ"専用"って言葉に憧れを持ってるか!
落合は体臭がきついんで、ヤツのあとに乗るのはほんとにこたえるんです。落合は気に入らない事があるとすぐ暴力に訴えるから俺は黙ってるんですが、あいつ勝手に"田中落合共用旧ザク"に土足厳禁の張り紙なんてしやがって、あとバックミラーに何かの尻尾のアクセサリーなんかつけやがんですよ!田舎のヤンキーかよ!」

シャア「落合に言えよ!あーもうわかったわかった。じゃあ俺が乗ってないとき、ちょっとだったら田中が乗っていいよ。」

田中「ほんとですか?!シャア専用ザクに?」

シャア「ああ。連邦どもは俺だと思って逃げるから。スカッとるぞ。でも白いの来たら逃げろよ。死ぬからな。」

田中「わかりました!」

シャア「あとな」

田中「何すか?」

シャア「お前さっきからずっとシャア専用シャア専用言ってるけど…」

田中「え?」

シャア「失礼だろそれ!」

◆◆◆◆
久々にブログ書いたと思ったらこんなネタ。
| 座長の国から19 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
「逆」
最近はファミマで売ってる「飲む杏仁豆腐ブラックタピオカ入り」にはまってしまい、1日二本くらい飲んでる。
300円くらいするし、多分カロリーも高いしアカン状態なわけですが、売ってる店舗が少ないのである意味助かってる。
(杏仁豆腐の)ドロドロ…(タピオカの)チュルンですよ。まずいはずがない。考えた人、悪魔か。

◆◆◆◆
こないだ実家帰った時に水木しげるロード連れてってもらった。

うちの親は「直樹は水木しげるロード連れてけばとりあえず喜ぶ」と思ってるので俺が実家帰る度に水木しげるロードに俺を連れて行く。
親はとっくに飽きてて、「お父さんお母さん車の中で待ってるから勝手に見てきなさい」と俺を放流する。
ドッグランで「さあ走ってきなさい」と犬の首輪を外すのに似ている。

五歳になる姪っ子は「お化けが怖い」という事ではじめは躊躇していたのだが「なおっちゃん(直樹とおじさんを足した造語)が行きたがってるから」という事で説得され(5歳児より48歳児の欲求の方が優先される)行くことになった。

しげるロード(以下しげロー)に行くとスタンプラリーをやっており、スタンプ好きな5歳児はテンションが上がる。
48歳児もスタンプは大好きなのだが
「大人だからスタンプには興味ないですよ」
みたいな感じで傍観することにきめた。

スタンプ帳にはうっすら妖怪のシルエットが描かれており、それに合わせて妖怪のスタンプを押していく感じ。スタンプは全部で(確か)35個くらいあって、姪っ子はテンション上がってるんだが場所によっては並んでるとこがあって、お母さん(つまり俺の妹)が「じゃあここはお母さんが押してあげるわ」と言った直後に事件は起こった。

「押してあげるわ」の2秒くらいあとに「あーお母さん失敗したわ」と言うので見たら一反もめんが上下逆に。なんか「墜落してます」みたいになってる。
スタンプ帳はあらかた完成してる状態で、あと5個、みたいな状態だったので

「ないわー!上下逆はないわー!
もし自分だったら破り捨てて最初から始めるわー!ここまできて上下逆はないわー!」

と妹(お母さん)を5分くらいなじったら小声で「○○(姪っ子の名前)が真似するけんやめて」と叱られた。
姪っ子は上下逆とかあまり気にならないらしく「ないわーないわー」と嬉しそうに俺の真似をしていた。
俺以外(姪っ子含め)みんな大人、って話なんだが、上下逆はないわー!
| 座長の国から19 | 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
「カミングアウト」
実家からのUターン中です。
新年は同じメンバーで集まって同じ話(だいたいはガンダムと京極夏彦)をする、というのを20年以上やってるんですが、今年はそのメンバーの一人が

「すまん。俺実は結婚している」

って言い出して「黙ってたけど去年会ったとき既に結婚していた」
と。まあ俺的には「なぜ黙ってた!」そして「なぜ呼ばない!」という箇所は若干ひっかかるが(「なぜ呼ばない!」の方は親族婚だったらしく仕方ない)、まあ「そうか」くらいの反応なのだが、友人がその空気を誤解したらしく、

「嫁がディズニーとジブリを薦めてくるんだが趣味が合わなくてつらい」とか
「入婿(いりむこ)なんだが向こうの家族と微妙に合わなくてつらい」みたいな話を始めて何となく俺は

「こいつ!“実は結婚も辛いっすよ”という空気を装いつつ、マウントを取ろうとしている!」

と感じてしまい、明らかに後半機嫌が悪かった。俺人間できてない。

あと実家で面白かったのは、姪っ子が遊びに来てたんだが、みんなで絵しりとりをやってる時にじいじ(うちの父親)がガリガリの気持ち悪い動物を描いてきて
「め、め…何?」って聞いたら

「綿羊」

って。五歳児に綿羊はダメでしょ。
今年もよろしく美味しんぼ。

| 座長の国から19 | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |